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オール電化+IOT パート2
こんにちは!
今回も前回に引き続きオール電化とIOTについて記述させて頂きます。
一見、光熱費が安くなったり、地球に優しかったり、お財布にも優しく、便利が増えますが今回はデメリットのお話もさせて頂き、その上で、オール電化やIOTを上手く使うコツもご紹介させて頂きます。
***オール電化のデメリット***
①昼間の電気代が高くなる
オール電化向けの電気料金プランは、夜間の電気の単価が安く設定されている分、日中の電気単価が割高に設定されています。そのため、夜間に使うエコキュートや蓄熱暖房機にかかる電気代(お湯・暖房にかかる電気代)はとても安く抑えることが出来ますが、日中に行う調理や家事、TVやドライヤーなどの家電、夏場の日中の冷房などにかかる電気代は割高になります。
また、暖房に関して、蓄熱暖房機は夜間の安い単価が適用されますが、床暖房やエアコンの暖房などには日中の割高の単価が適用されます。エコキュートの床暖房(エコキュートの温水を利用して床を温める)の場合は、床暖房に使う温水は安い夜間電力で作られたものを利用していますが、日中お湯が足りなくなった場合は日中の割高な単価で炊き増しが必要になります。
②設置コストが高額
エコキュートや蓄熱暖房機は、本体費用プラス工事費用がかかるため、設置コストが多くかかります。例えば、エコキュートの場合は本体の他に基礎工事費用、水道関連工事費用、電気工事費用、といったように初めに導入する際の費用が多くかかります。
また、エコキュートや蓄熱暖房機などは大きさも重さもあるため、設置場所の確保、設置場所の補強が必要になる場合もあります。
③IHクッキングヒーターは好みが分かれる場合も
オール電化の場合、調理にはIHクッキングヒーターを利用します。IHクッキングヒーターはIH用の調理器具しか利用できない為、ガスに比べて使える調理器具が限定されます。
また、ガスのように直接火が出ない為、好みが分かれる場合があります。
≪オール電化のメリットを最大限活かし、デメリットを避けてお得に使っていく為のポイント≫
エコキュートや蓄熱暖房機は、翌日使うお湯・暖房量の不足や余分が無いように設定する事が大切です。翌日湯切れや熱切れを起こしてしまった場合は追い焚きをしなければならず、その際かかる電気代は日中の割高な単価が適用される為、電気代が多くかかってしまうので注意が必要です。季節ごとに、ご家庭の使用状況に合わせて最適な設定を見直していきましょう。
*エコキュートの節約方法6つのポイント*
1. 季節によってモードを使い分ける
エコキュートはメーカー毎についているおすすめ省エネモードが一番省エネになります。しかし、もし省エネモードで頻繁に日中お湯が足りなくなりタンクの沸き増しが必要な場合は、省エネモードの設定よりも多めにお湯を沸かしておく設定に切り替えたほうが良い場合があります。
特にお湯をたくさん使う冬に多めにお湯を沸かすモードに設定していた場合、お湯を使う量が少なくなる夏に省エネモードに切り替える、など、季節ごとにモード設定を見直すことで無駄な電気代を減らす事が出来ます。
2. その日にお湯を使わない時は昼間沸き上げを停止する
タンクの湯量が少なくなると自動で日中沸き増しをする「自動沸き増し機能」がついているエコキュートは、その日にもうこれ以上お湯を使わないという場合は、その日の昼間の自動沸き上げを停止する事で余分な電気を掛けずにすみます。
3. ピークカット設定をきちんとする
エコキュートなどに最適な夜間の電気の単価が安い電気料金プランは、日中は時間大別に電気の単価が設定されているので、日中の単価が高い時間帯があります。特に、現在ピークシフトプランを契約されているご家庭は、ピーク時間帯にエコキュートで沸き上げ等してしまうと電気代がとても高くなってしまう為注意が必要です。
お使いの電気料金プランの日中の単価が高くなる時間帯を把握し、ピークカット設定(設定した時間帯の間はお湯が少なくなっても自動沸き増しをしない設定)ができるエコキュートは、キチンと設定しましょう。
ピークカット設定がないエコキュートは来客などでいつもよりお湯を多く使いそうな日などはピーク時間前に湯残量を確認し、沸き増しが必要な場合はピーク時間を除いた時間帯に沸き上げをしましょう。
4.追い炊きよりも高温足し湯が省エネになる。
お風呂のお湯は、「追い炊き」や「自動保温」をするよりも「高温足し湯」を使った方が省エネです。
追い炊きや自動保温の場合は、ぬるくなったお風呂のお湯を循環させて、タンク内の熱を使う事で温めなおしているので、その分タンク内の熱が無くなってしまいます。しかし、高温足し湯はタンク内の熱いお湯をそのまま足すので、高温足し湯の方が省エネになります。
また、同じ理由で、前日のお湯を沸かし直すよりも再度お湯張りをした方が省エネになります。水がもったいないと感じる場合は洗剤など別の用途で水を使い、新たなお湯をはるのがおススメです。
5.休止モードを使う
数日間または、長期間家を空けるような場合は休止モードを設定し、無駄な沸き増しをしない事で電気代が節約できます。長期間家を空ける場合は水抜きなどのメンテナンスもしっかり行うようにしましょう。
6.夜間の時間設定を確認・プランの見直しをする。
お使いの電気料金プラン毎に、安い夜間電力が使える時間帯が異なります。エコキュートの夜間時間の設定が違っていると電気代が沢山かかってしまうことがありますので、間違えないようしっかりと時間帯設定を行いましょう。
また、電気料金のプランが増えたり、ご家庭の生活スタイルの変化がで適切な電気料金プランが変わったりする場合があります。定期的に契約する電気料金プランの見直しをすることも、大きな電気代節約へとつながります。
☆☆エコキュートやオール電化をお考えの方へ☆☆
「エコキュートの電気代って高いのかな?」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オール電化の導入を検討されている方は、オール電化の施工販売業者へ相談したり、一括見積サイトの利用をおすすめします。
勿論ですが、弊社でもお取り扱いがございますので、是非ともご相談・ご用命頂ければ幸いです。
今回もご覧いただきまして誠にありがとうございます。