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☆特集☆IHとガスコンロどっちがいい??pt3
こんにちは!!
今回もIHとガスコンロの比較をさせて頂きます。
と、その前に。。。
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こちらのマーク、ご覧になった事ありますか??
こちらは「SGマーク」といいます。
SGマークとは(エスジーマーク、Safety Goodsの略)で、消費生活用製品の安全性を認証する任意の制度です。対象となる消費生活用製品の安全性を認証する任意の制度です。
対象となる消費生活用製品は、乳幼児用製品、福祉用具、家具、家庭用品、厨房用品、スポーツ用品、レジャー用品等、100品目を超えます。
対象製品ごとに基準(SG基準)が定められており、基準に適合していると認証された製品に対してはSGマークが表示されています。
1973年に消費生活用製品安全法に基づき開始した制度でして、制度運用は、同法の規定に基づき設立されました。SGマークを表示する為には、同協会が定めるSG基準(2000年以前は通商産業大臣の承認)に適合する事が必要です。
また、消費者保護の観点から、SGマーク付き製品の欠陥により人身事故が発生し、当該欠陥と人身事故との間に因果関係が認められた場合には、同協会が被害者1人につき最高1」億円の損害賠償を行う事になっています。
一見話が逸れていそうですが、IHクッキングヒーターなどに使用するお鍋やフライパンにも安全基準をクリアした製品にはこのようなSGマークがついております。
どうせ使うなら、安全に安心して使用したいですよね!!
IHのデメリットによく挙げられるのは、ガスコンロと違い、使える調理機器具が限られてしまいます。
- アルミの鍋(雪平鍋)
- 銅などの非磁性金属鍋
- 多層鍋
- 耐熱ガラス
- 土鍋
- セラミック
など、素材に制限がある上に、底が平らと形状まで制限されます。こだわりの鍋やフライパンにこだわりがある方は使えなくなってしまいます。
また、今ある調理器具からの買い替えも必要になるためコストもかかりますし、多くのIH対応調理器具は重たいとの口コミが女性から挙がっています。
購入の際は一般財団法人「製品安全協会」のSGマーク「IH」または「CH・IH」の記載のある鍋、またはあっせん鍋から選択する事になります。
ただ、最近はオールメタル対応のIHも登場した為、対応したものを選べば多くの鍋を選択できるようになりました。しかし、なんにせよお金はかかります。
*【調理方法】IHとガスコンロ比較*
磁力線によって電流が起こり、金属製の鍋とコンロの間に、接触による電気抵抗が起こることで鍋全体を発熱させるIHは「火」が上がりません。そしてそれはメリットでもありデメリットでもあります。
ガスコンロに出来てIHに出来ない事。
それは「焦げ目をつける料理」や「直火焼き」です。スルメをあぶったり、海苔を軽く焼いてパリパリにしたりといったことが出来ませんから、どうしてもという場合はバーナーを用意する必要があります。
また、IHはフライパンを上げると熱源から離れてしまうため、炒め物をする時に「振る」、「あおる」といった作業に不向きです。フランベも同様です。
厳密にいえば「振る」「あおる」といった作業はガスコンロの場合でもなるべくフライパンは持ち上げないのがコツなのですが「俺、料理やってる感」を出したがる男性にはIHは不向きといえましょう。
*【調理時の部屋の室温】IHとガスコンロ比較*
夏のキッチンを経験したことのある方なら、ガスコンロを使用することで、どれだけ室温が上がるかをご存じかと思います。
これは、火が鍋だけでなく周囲の空気まで温めるからです。
一方で、鍋の底を直に温めるIHではこれがありません。最近では開放的なキッチンや、LDK一体的な間取りが人気で、そういった間取りではLDK全体の室温にまで影響しますから、重要な比較ポイントと言えます。
*【上昇気流】IHとガスコンロ比較*
上昇気流?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、IHよりもガスコンロの方がはるかに上昇気流が発生します。それは、火が周囲の空気を温めるためです。温かい空気は上にいく為、この際に上昇気流が出来るのです。
この上昇気流は、真上に設置する換気扇の効果に影響します。上昇気流の真上ではなく拡散されます。
よって「匂い」も「臭い」もキッチンの中に、間取りによってはLDK全体に広がります。
開放的なキッチンや一体的なLDKにおいて「IH」はあまりおすすめされない理由はここにあります。しかし、最近ではIH専用換気扇(レンジフード)という換気扇自体が上昇気流を補うものも登場し改善傾向にあります。
*【複数口の同時使用】IHとガスコンロ比較*
ガスコンロにもIHクッキングヒーターにも、1口、2口、3口以上の製品があります。
「味噌汁を保温しながら、隣で炒め物を」などという時に、複数口のキッチンは重宝するのですが、同時に使う際にIHは火力が分散されると指摘されることがあります。
IHは、内線規程で容量が決められている為、コンロを同時利用する際に、最大火力に制限がかかることがある為です。
しかし、現在は容量の改善も進んでいますし、そもそも3口全て火力全開で作る献立はなかなかありませんよね(^^;)
【災害時の安心感】IHとガスコンロ比較
「へえ~、IHって電気なんだ。じゃあ、災害で停電したら終わりだね」という意見があるようですが、「だったら災害でガスが止まったら終わりだね」という返しで十分かと思います。
電気もガスも自然災害には勝てません。
IHクッキングヒーターだろうが、ガスコンロだろうが、万が一に備えて「カセットコンロ」と「ガスボンベ」を用意しておく必要があります。
寧ろソーラーパネルやZEH住宅など、自家発電がトレンドとなっている昨今、停電時でも自家発電のおかげでIHが使える為、比較するなら勝敗はIHに軍配があがります。
*【電磁波】IHとガスコンロ比較*
IHからは電磁波が出ています。「この電磁波が人体に影響あるのでは??」未だにこの議論がなされているようですが、IHから発せられる電磁波は、国際基準で定められた安全基準の数値を大幅に下回っています。
加えてIHは登場し、多くの家庭で採用されてからはや十数年。
「100%人体に影響がない」とは言えませんので、どうしても気になる方は避ける判断をしましょう。
☆☆☆マトメ☆☆☆
- IHの方が掃除が簡単⇔ガスコンロの方が面倒
- 炒め物などはガスコンロの方が勝手が良いかも
- 火を使わないIHの方が熱気が部屋に充満しにくく、夏でも快適に調理する事が出来る
- IHは火を使わないので、小さいお子様がいる場合は安心⇔ガスコンロは、火が出るので小さいお子様やお年寄りがいる場合は危険
- ガスコンロは鍋、フライパンの種類を選ばない。⇔IHはIH対応のものしか選べない
ガスコンロとIHには、どちらもメリット・デメリットがあります。IHクッキングヒーターは炎が出ないので安全で、子供でも安心して使うことが出来ます。一方、火の危険性や日の正しい使い方に慣れることが大切と思う人もいます。こうしたことからも、火のある日常生活を子供達に教えることも、大切な事です。コンロもIHも次々と新しいものが出ています。
自分達の目的や、必要としている機能に注目ししっかりと比較して選びましょう。
今回はこちらで以上となります。
ご覧いただきありがとうございます!!