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メーカー毎でご紹介!!ルームエアコン事情(SHARP編)

こんにちは!!

 

 

今回はSHARPのルームエアコンについて(特にプラズマクラスター)スポットライトを当ててみたいと思います。

 

 

SHARPといえば

 

1912(大正元)年 創業者・故 早川徳次(当時18歳)が徳尾錠(ベルトのバックル)の発明で特許を取り、東京本所松井町で金属加工業を創業(9月15日)。社名の由来は1915年(大正4年) 金属文具の製作技術の研究改良を進め、金属製の繰り出し鉛筆を発明。さらに改良を重ね、1916(大正5年)エバー・レディー・シャープ・ペンシルと名付けて一世を風靡、これが、現在の社名及び商標である”シャープ”の由来となりました。

 

 

1964年、オールトランジスタダイオードによる電子式卓上計算機(世界初)を開発。その後、カシオなどとの電卓戦争の中で、表示部品としての液晶技術の開発を始め、1973年、液晶を表示装置に使ったCMOS化電卓(世界初)を開発。この経験が「液晶のシャープ」と呼ばれる現在に繋がっています。

 

 

 

プラズマクラスター

現在、液晶画面よりも、「プラズマクラスター」での知名度が抜群に高いと思われますが、「プラズマクラスター」とは、シャープが開発した空気清浄技術です。プラズマ放電により活性酸素を発生させ、+(プラス)と-(マイナス)のプラズマクラスターイオンを作り、空気中に放出するプラズマクラスター技術を総称するものであり、また、シャープによる造語であります。この呼称は、シャープにより日本において商標登録されております。

シャープは

プラスのイオンはH+、マイナスのイオンはO2-で、自然界に存在するものと同じであり、共に周りを水分子が取り囲んでいるため、長寿命である

としています。

プラズマクラスターNEXTは50000個/㎤以上にイオン濃度を高めてくれることにより、高い空気浄化力を発揮します。

 

効果と効能

・布に染み込ませたタバコのにおいを脱臭。

・浮遊しているダニのフンや死骸等のたんぱく質を切断して除去、アレルゲンの作用を低減。

・空気中のウイルスを除去し、浮遊ウイルスの作用を抑える。

・細菌の細胞のたんぱく質を断片化して、不活化。

・浮遊しているカビの細胞膜のたんぱく質を切断して分解除去。

・イオン濃度25000個/㎡の場合、肌の水分量の増加。

・機能搭載エアコンの場合、内部のカビを除菌。

 

プラズマクラスターエアコンもしくは、プラズマクラスターイオン発生機を用いた実証効果。

プラズマクラスターネクスト

プラズマクラスター25000

 

プラズマクラスター7000

 

ストレスが溜まりにくい環境 約8時間後の効果です。試験空間:約20畳相当
集中を維持しやすい環境 約8時間後の効果です。試験空間:約20畳相当
付着排泄物臭 約6時間後の効果です。試験空間:約18畳相当

臭いの元となる付着ニオイ原因菌

約9日後の効果です。試験空間:約5畳相当
付着カビ菌 約8日後の効果です。試験空間:約5畳相当
浮遊カビ菌 約84~635分後の効果です。試験空間:約8~14畳相当
付着タバコ臭 約30~80分後の効果です。試験空間:約10~18畳相当
静電気 約40~360秒後の効果です。試験空間:約14畳相当
浮遊菌 約14~38分後の効果です。試験空間:約8~10畳相当
浮遊アレル物質                    〇                         〇                   〇      4週間後(1日24時間)の効果です。
浮遊ウイルス  〇        〇       〇 約66~83分後の効果です。試験空間約6畳相当

プラズマクラスター技術で浮遊新型コロナウイルスの減少効果を実証

新型コロナウイルスにも、プラズマクラスター技術が貢献!?
長崎大学 感染症共同研究拠点・熱帯医学研究所で、浮遊新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して、プラズマクラスター技術による試験を実施しました。浮遊する新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染価※が約30秒で90%以上減少する事を、世界で初めて実証したのです!

 

 

ウイルスとは・・・

「ウイルス」は、「毒液」または「粘液」を意味するラテン語の“virus”が由来。細菌や真菌よりもはるかに小さく、人や動物の細胞の中に入り込むことで増殖を続けます。病気の原因になるウイルスとして、インフルエンザウイルス、ノロウイルスなどがよく知られています。

 

コロナウイルスとは・・・

特徴的な突起を持つ形状が王冠に似ていることから、ギリシャ語で王冠を意味する「corona(コロナ)」という名前が付けられました。人間に感染するものとしては、人に蔓延している風邪のコロナウイルス4種と、動物から感染するコロナウイルス2種が確認されていました。

 

新型コロナウイルスとは・・・

人に感染する7種目のコロナウイルスとして、2019年12月に発生を確認。「SARS-CoV-2」と呼ばれ、非常に高い感染力で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こします。この新型コロナウイルスは、2002年に発生したSARS(サーズ)ウイルスに近しいとされています。

「ウイルス」「菌」「カビ」の違いと人への感染例について

ウイルス

人の細胞の中に侵入し増殖。自己増殖はしない。

<主な感染源>

感染性胃腸炎、インフルエンザ、風邪症候群、麻疹、風疹、水痘、肝炎、帯状疱疹、エイズなど。

バクテリア

体内で定着し、細胞分裂で自己増殖。人の細胞に侵入、もしくは毒素を出して細胞を傷害する。

<主な感染源>

感染性胃腸炎、腸管出血性大腸菌(O-157)感染症、結核、破傷風、敗血症、外耳炎、中耳炎など。

カビ(真菌)

人の細胞に定着し発育。酵母細胞では出芽や分裂によって増殖する。

 

 

新型コロナウイルスの感染経路は二つ。シャープは「飛沫感染」に着眼

新型コロナウイルスの感染経路は「接触」と「飛沫」です。

「接触」で付着した新型コロナウイルスは、洗剤やアルコールで洗浄・消毒することで感染対策が図れます。

しかし、「飛沫」で空気中に浮遊する新型コロナウイルスへの対策はどうでしょう。室内換気や咳エチケットといった考えはありますが、浮遊する新型コロナウイルスへの積極的な働きかけは、まだ確立されていません。

私たちは絶えず呼吸をしています。この生理現象によって、何の違和感もなく、無意識のうちに、空気中の浮遊物が体内へ吸収されています。そう考えるとやはり、浮遊する新型コロナウイルスへの対策の確立は急務です。
シャープではこれまでにプラズマクラスター技術を使い、浮遊するウイルス・細菌・有害物質などの低減や作用抑制効果を実証してきました。「ネココロナウイルス」「SARSコロナウイルス」といったコロナウイルスへの効果も実証済です。この実績に、浮遊する新型コロナウイルスに対するプラズマクラスター技術の可能性を見出したことが今回の検証試験の始まりでした。

試験が行われた2020年8月当時は、
新型コロナウイルスの実態がまだまだ解明されていない段階であり、感染に対する正しい治療法も手探りの状態。
試験を検証していただける機関がほとんどなく、技術検証を進めること自体が困難な状況でした。
その中で、これまでもエボラウイルスなど危険なウイルスの研究に従事されている
長崎大学の安田教授と南保教授にご協力いただけることになり、技術検証が可能となりました。

「地球規模で感染の広がる未知のウイルスから、人々の命と健やかな日常を守る。」
そんな先生方の専門家としての強い思いのお陰で、今回の技術検証が実施できました。

 

検証試験の概要

試験実施機関:長崎大学感染症共同研究拠点・熱帯医学研究所
検証装置:プラズマクラスター技術搭載ウイルス試験装置
対照試験:上記装置のプラズマクラスターイオン発生なしとの比較
検証ウイルス:新型コロナウイルス SARS-CoV-2
プラズマクラスターイオン噴霧濃度:プラズマクラスターイオン発生装置付近 約1,000万個/㎤

 

試験方法

空気中に浮遊するマイクロ飛沫(2μm)を想定した状態での試験です。安全に配慮し、約3Lの試験容積で実施しました。

① ウイルス感染細胞から調製したウイルス液を噴霧。
② 噴霧したウイルス液にプラズマクラスターイオンを照射後、回収。
③ 回収したウイルス液からウイルス感染価※1をプラーク法※2により算出。
※1 感染症を持つウイルス粒子の数。
※2 ウイルスに感染した細胞が溶解した際に、細胞溶解斑(プラーク)を形成することを利用した手法。

効果検証結果

プラーク法によるウイルス回収液中のウイルス感染価測定

「プラークとは」
ウイルスは、隣接する細胞に感染を広げていきます。ウイルスが感染して壊れた細胞は、染色液に染まりません。すなわち、青くなりません。これをプラーク(細胞溶解班)といいます。プラークの数は、感染性ウイルスの数(感染価)を示します。

空気中に浮遊する新型コロナウイルスにプラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が91.3%減少することを実証。

 

いかがでしょうか。今回はコロナ禍においてSHARP一押しの技術、プラズマクラスターについて、一部抜粋・記述させて頂きました。実際の細かな臨床試験結果などは、SHARP様のホームページに細かく記載されていますので、ご興味がございましたら是非、そちらもご覧ください。続きは次回とさせて頂きます。

 

 

最後までご閲覧頂き誠ありがとうございます。

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